宮崎牛のご案内

About Miyazaki wagyu

宮崎牛とは

宮崎県内で生産肥育された黒毛和種で、(公社)日本食肉格付協会による格付において肉質等級が4等級以上のもので、県内種雄牛、もしくは家畜改良のため指定された種雄牛を一代祖にもつもの。なお、「宮崎牛(ミヤザキギュー、ミヤザキウシ)」については、地域団体商標ならびに地理的表示法に基づく特定農林水産物として登録されています。

宮崎牛
登録日 平成19年2月23日
商標登録番号 第5028588号
申請者 宮崎県経済農業協同組合連合会
地理的表示保護制度(GI)

地理的表示保護制度(GI)

登録日 平成29年12月15日
登録番号 第55号
申請者 より良き宮崎牛づくり対策協議会

宮崎牛のルーツ

宮崎県は古くから馬産が主体でしたが、終戦後馬産の急激な衰退に伴い、和牛が急速な勢いで増加し今日では和牛の飼養頭数は全国第3位となっています。1971年(昭和46年)肉用子牛主体の生産から肥育そして食肉処理まで地域内での一貫生産体制へと転換しました。

宮崎牛の歴史

  • 宮崎県は終戦前は馬中心。
  • 終戦後、牛が急激に増加
  • 中国地方から種雄牛を導入し品種改良しました。
美穂国(安平、糸秀の血をひく)

肉用牛の飼養頭数

第1位 北海道 524,700頭
第2位 鹿児島県 341,000頭
第3位 宮崎県 244,100頭

令和2年2月1日現在 資料「畜産統計」

宮崎県産黒毛和種の種雄牛については体格に優れる「気高系」、バランスに富む「糸系」、高い肉質を誇る「但馬系」と全国3大系統の特徴を活かし他県に類例を見ない、本県独自の交配方式により育種改良を重ね「安平」「糸秀」と言った優秀な種牛の開発に成功しました。
宮崎県では黒毛和牛の種雄牛造成や雌牛の改良増進は県やJAグループなど肉用牛関係機関が一体となり今日の宮崎牛にたどり着きました。また、種雄牛については一般社団法人宮崎県家畜改良事業団にて一元管理を行っています。

肉質等級とは

肉質等級は、脂肪交雑、肉の色沢、肉の締まり及びきめ、脂肪の色沢と質の4項目で判定されます。

詳細は公益社団法人日本食肉格付協会のホームページをご覧ください。